いま、南アジア、インドの東側に位置する「バングラデシュ」で立てこもり人質事件が起こっている。
銃撃戦となり、多数の死傷者が出た模様だ。
アジアの最貧国、「バングラデシュ」
イスラム圏にあり、事件の背景にはやはり「IS」の影が
1971年に「東パキスタン」と呼ばれていた、東西パキスタン(西パキスタンは今のパキスタン)から独立した。
その年に多数の難民が発生し、これを救済しようとジョージ・ハリスンが提唱したのが、「バングラデシュ難民救済コンサート」である。
飢えた子供の写真はショッキングだった。
再発されたCDやDVDなどには、この写真は使われていないようだ。
今の時代の難民とはイメージが違うのだろうか。
参加した面子はジョージのほかに、エリック・クラプトン、リンゴ・スター、ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、ラヴィ・シャンカールなど名だたる(ジョージの親近者か?)メンバーだ。
当時3枚組みのLPは我ら学生には手が届くものではなく、内容はわからぬままであった。
ただ、ジョージが歌う「バングラデシュ」はラジオでも流されて、今も記憶の断片に残っている。
彼らが支援した救済コンサート。
レコードの印税やコンサートの収益金は支援にまわされたはずだが、バングラデシュはいまだにアジアの最貧国だ。
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