この山、どこの山だかわかりますか?
湯布院に行くとよく見える、由布岳です。
このショットは大分市方面から見たもの。
別名、「豊後富士」とも呼ばれてます。
あれェ?おいさんの記憶では鶴見岳が豊後富士だったような・・・小学生の頃そういうふうに習ったような気がするのだが・・・。
そこで仮説をたててみました。
むかし、大分といえば別府温泉くらいしか知名度がなかったころ、「別府からよく見える鶴見岳が豊後富士と呼ぶにふさわしい。」
「別府温泉につかりながら眺める豊後富士は鶴見岳しかない!」
「由布岳なんて鶴見岳に隠れてよく見えないしなぁ。」
それで当初は鶴見岳を豊後富士と読んでいた。
ところが時代の移り変わりとともに別府は廃れ、ひなびた温泉だった湯布院が有名に。
今じゃ湯布院と言えば日本中でも、3本の指に数えられるくらいチョー人気の温泉スポットになってしまった。
そこで「湯布院からよーく見える由布岳を豊後富士と呼ぼう。」
「豊後富士をいただく温泉地は湯布院がふさわしい。」
と言ったかどうかは知らないが、観光地によくある〇〇富士の取りあいこだな。
そして人気の変化に伴い、豊後富士も鶴見岳から由布岳へと変化したのだ。
これぞまさしく、おいさんの提唱する仮説なのだ。
「そげんことを、
とっぱくろち言うんじゃ」と怒られそうだ。
そう、
とっぱくろとは、ホラ、妄言、大風呂敷、ウソ・・・のこと。
そのつもりでずいぶんホラもふいてきたけど、えっ「
とっぱくろ」を知らない?
「あんた、どきんしなぁ?」
けっこう、知らないお方がいるんです。それも若い方に。
「
とっぱくろ」は大分弁の本場でもマイナーなのか、それとも死語になりつつあるのか。
こうなったら「
とっぱくろ」をメジャーにしなきゃいけません。
おいさんのとっぱくろは、がんばりまーす。
せめて KING OF OITA-BEN 「
よだきい」の次ぐらいを狙いたいなぁ。
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