![マック](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/b1b5d582d69e70d5cc38849635f21af6/1243528545?w=200&h=200)
FLEETWOOD MACが、絶頂期のころの70年2月、アメリカのボストンにある
ライブハウス「ボストン・ティー・パーティー」でのライブ。
<注>このライブ・ハウスの名は、世界史の「ボストン紅茶事件」に由来する。
サンタナのカバーで有名な、「ブラック・マジック・ウーマン」に始まり、
「ラトルスネイク・シェイク」では25分にわたり、ピーター・グリーンと
ダニー・コーワンのギター・バトルが展開される。
長年このライブ・テープは、ピーターの脱退によりお蔵入りされてたらしいが、
デジタル技術によりリトラックされ、クリアな音でふたたび日の目をみることになった。
このころのピーターは、すでにドラッグに病んでいたのか、「グリーン・マナリシ」では
悲愴感さえただよう。
Part1、Part2と2枚のアルバムはを、目をつぶって聞くと当時の雰囲気が伝わってくる。
そのときは、ちょっと酩酊状態がよろしいかと。(当時のプレーヤー、観客ともにマリファナに酔っていた)
このライブのあと、バンドの重圧にたえきれず、数週間でピーター・グリーンはMACを脱退する。
ドイツで飲んだLSDが粗悪なものだったことも大きな理由だ。
その後、ピーターは地獄におちてしまうが、97年、奇跡的なカムバックを遂げた。
(いつか、ピーターグリーンの話をしましょう)
FLEETWOOD MACはその後、ドラマーの、ミック・フリートウッドが中心となり、
メンバーを入れ替えポップ・グループに衣替え。(ブルースのブの字もないけど)
「噂」が世界的大ヒットになったのは、記憶に新しい。
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