おいさんが毎日まわっている配送ルート。
ここ半年の間に4軒のコンビニが閉店し、2軒のコンビニが新規開店した。
毎夜、店の前を通るが客の姿もまばらだ。
地方都市ではそんな深夜にウロウロする人は多くない。
買い物をしても1000円払って、おつりがくる程度だろう。
コンビニは欲しいときにすぐそばに在り、開いてて便利(コンビニエンス)だった。
最近では24時間営業のスーパーマーケットが増え、同じ買い物に行くのなら、スーパーの方が安いし物は揃うのだ。
24時間営業で人件費も光熱費もバカにならないだろう。
閉めたコンビニの中には有名な大手のフランチャイズもあった。
そこはわずか3ヶ月の命だった。
もうブランドでは客は来ない。
「利は元にあり」が商売の基本だ。
しかし大手有名コンビニの看板を上げても、しょせんは個人商店。
自己の企業努力はなかなかできない。
オーナー自身が店に出て、人件費を抑えるくらいしかできないのだ。
本部はフランチャイズ料で成り立っている。
「利は元が払う」のだ。
この違いが現在のコンビニの構図なのだ。
おいさんがカップ・ラーメンを買ったとき、「ハシ要りますか?」なんてアホなことを聞いてきた
店員のいるコンビニはまだ健在だ。
あっ、これは教育の問題か。
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