ダンシング・ミスト/菊地雅章・イン・コンサート1970年、渡辺貞夫、日野皓正、ジョージ大塚の3大コンボが活躍する中、日本のジャズ界に登場した、
菊地雅章セクステット。
菊地雅章 (e.p)
峰厚介 (s.sax)
菊地雅洋 (e.p)
池田芳夫 (b)
村上寛 (ds)
岸田恵二 (ds)
峰厚介、岸田恵二、村上寛らの新人をメンバーにそろえ、2ピアノ、2ドラムという編成は注目を集めた。
弟の雅洋もエレクトリック・ピアノで参加し、サウンドの幅を広げ、岸田、村上の2ドラムで力強さをだしている。
A面の「
ダンシング・ミスト」はライブでも一番リクエストが多く、大ヒットとなった曲だ。
菊地は都内のジャズ・クラブにかぎらず、日本各地でコンサートをひらいた。
大分でもコンサートがあり、おいさんも聴きにいった。
小さなホールであったが、充実した演奏だったのを覚えている。
そのときに「
ダンシング・ミスト」を初めて聴いて一発で好きになった。
今でもお気に入りの一曲だ。
同じリフを繰り返しながら展開していくさまは、渡辺貞夫や日野皓正とは違ったスタイルで、とても斬新だった。
当時まだ高校生だったが、演奏中の写真撮影を許してもらい、その時に撮った峰の写真はパネルにして、まだおいさんの部屋に飾られている。
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