HIROSHIMAレコード・ショップでこの能面が印象的だった
広島県出身の日系3世ダン・クラモト率いるフュージョン・グループ
HIROSHIMAメンバーほとんどが日系3世で構成され、
ジューン・クラモト(ダンの奥さん)の琴、
ジョニー・モリの太鼓がからみあった東洋的雰囲気のサウンドだ
移民の国アメリカでも、日系人はまだ日本人に見られているに違いない
でも彼らはおそらく日本語もうまくしゃべれない、お箸もうまく使えないだろう
我々から見るとアメリカ人なのだ
そんな状況であえてダン・クラモトが日本的フィーリングで演奏するのはJAZZの世界だからだろうか
ジャズはアメーバのように、いろんな音楽のエッセンスを飲み込み、自らのなかで変化させていく
ROCKを飲み込み、SAMBAを飲み込み、はては民謡だって
楽器だって琴だろうが尺八だろうが
それをいかに昇華させていくのが一流のプレーヤーの条件だ
ジャズは自己主張の音楽だ
HIROSHIMAの創りだす美しいメロディーとハーモニーはアメリカ人にも日本人にも創れないだろう
山崎豊子の小説
「二つの祖国」を読んでみてください
おいさんのお気に入りの小説です
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