TAL Tal Farlow(g)
Eddie Costa(p)
Vinnie Burke(b)タル・ファーローは1950年代に登場した、白人のギタリストだ。
看板屋をしていたが、勤めていた看板屋の前がレコード屋で、毎日JAZZに勤しんでいたという。
看板屋ゆえに出入りすることができた、黒人専用のダンスホールで、カウント・ベイシー楽団に影響されプロの道をめざす。
ギターのフレーズには弾きやすいものと、弾きにくいものがある。
タル・ファーローは、弾きにくいフレーズでも、流れるように弾きまくる。
「神業」(?)といわれる所以か。
ドラムレスのトリオによる演奏では、流れるようにスイングするタルのギターが聴かれる。
ウィスキーでも舐めながら聴くには、もってこいの一枚だ。
もちろん明かりは暗くして。
タルの作品はあまり多くないようだが、ときどき
Verveレーベルから復刻されているようだ
PR