1960年代の半ば、イギリスに
サーチャーズというバンドがあった。
中学生のときに買ったサーチャーズ「ラブ・ポーションNO.9」と言う曲は日本でもそこそこ売れたのだが、
ビートルズやR・ストーンズらがアメリカ進出を果たす中、ヨーロッパ以外での評価は低かった。
そこでドラムをやっていた
クリス・カーティス。
ちょっと目新しいバンドをやろう、ということでクリスが声をかけたのが、
ジョン・ロード。
またギタリストとして候補に挙がったのが
リッチー・ブラックモア。
しばらくは集まってギグをやったり、バンドの構想を練ったりしたが、この組み合わせも長続きせずに自然消滅してしまった。
そしてC・カーティスもディープ・パープル誕生のまえに姿を消してしまった。
さて、ディープ・パープルの誕生秘話はおいといて、ブリティッシュ・ロックを語るにパープルの名前ははずせない。
数あるアルバムの中でおいさんが選ぶのはこれ、
「イン・ロック」アメリカのラッシュモア山をテーマにした印象的なジャケットもさることながら、彼らのターニング・ポイントとなったアルバムだ。
第2期ディープ・パープルとして収録された曲はいづれも名曲と呼ばれるヒット・ナンバーばかりだ。
これだけの実力をほこるバンドだが惜しいかなおいさんの中では評価がチト下がる。
リッチー・ブラックモアも出たり、入ったり。
デヴィッド・カヴァーデールもいたよなぁ。
こうメンバーが入れ替わるのもあまり好きじゃない。再結成というのもいただけないなぁ。
何度目の来日か覚えていないが、東京でのライブのときPAの調子がわるくて公演終了後も2,3日耳鳴りがしていた。
こりゃぁいかん!と自覚して、パープルの公演を最後にライブには行かなくなってしまった。
そんな、こんなで評価が低いのかなぁ。
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