MUSIC FROM BIG PINKまだまだ若いころ、The BANDは嫌いなバンドのひとつだった。
そのころはといえば、ZEPに代表されるギンギンのブリティッシュ・ロックにハマってたからだ。
そのころのアメリカン・ロックといえば、サンフランシスコを中心とした
バンド、サンタナやジェファーソン・エアプレイン、ジャニスなんか好きだったなぁ。
70年代も終わるころかな。
ニール・ヤングなんか聞き始めたころだっただろうか。
見覚えのあるアルバム・ジャケットに惹かれ聞いてみた。
高校のころフミヤの部屋で初めて聞いたときとは印象が全然ちがう。
C.S.N.Yとも違う。
すげぇ田舎ぽくて、ドロ臭い。
いままでは拒絶していたサウンドがなぜか心地よい。
「アイ・シャル・ビー・リリースト」はマイ・フェイヴァリト・ソングになってしまった。
ザ・バンドを好きになった訳は、なんだろう。
その当時の自己の精神状態か、ハード・ロックへのアンチ・テーゼだったのか、もう思い出せない。
たんなる年取ったオッサンになってしまったからだろうか?
そして注目するバンドは皮肉にも解散してしまっていた。
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