いつの頃からか、ラジオをまったく聴かなくなった。
高校生の頃、SONYのトランジスタ・ラジオを買ってもらい、毎夜深夜放送を聴いていたのに・・・
あの頃のお気に入りのDJは福田一郎、馬場こずえ、野沢那智あたりだった。
東京からはるかかなたの大分でTBSや文化放送を聴いていたもんだ。
電波状態は極めて悪く、よく聴き取れないときが多かった。
それでもビートルズの新曲あたりが流されると勉強なんかしないで、耳をすまして聴き入っていた。
その後、歳をとったがラジオはあまり聴かない。
トラックの運転中もまったく聴かないし、FMチューナーは処分してしまった。
なぜだろうと考えてみると、いくつか原因がある。
一つはおいさんの好む音楽が聞かれなくなったからだ。
ヒップホップやJ-POPと呼ばれる歌謡曲が主流だからだ。
そして、やたらメールで誕生日の紹介。
「今日は〇〇さんのお誕生日でーす、おめでとうございまーす」
誰だって年に一回は誕生日くらい来るんだ、いちいち言ってたら番組終わっちゃうぜ。
たまにはおくやみでも言ったらどうよ。
「今日、〇〇さんが旅立たれました。ご冥福を申し上げます。・・カーン」なんてしゃべるDJはいないのかねぇ。
それよか曲を流せよ。そんなもんで時間稼ぐなよ。
すぐスイッチを切ってしまう。
だから運転中、運転席は静かだ。うるさいのはおいさんの花粉症のくしゃみだけだ。
もう一つは小林克也や、はな(帰国子女と思われる、はなのこと)あたりに代表されるしゃべり方に原因があった。
やたら帰国子女だの、留学してましたなんて輩がハバをきかしてるような気がする(おいさんの偏見か?)
たしかにネイティブ・スピーカーのような発音でよござんすよ。
英語をそれらしく、しゃべることに異をとなえるつもりもないのが・・・
曲名やアーティストをそれらしくしゃべることはまだしも、日本語と英語の入り混じったおしゃべりにはうんざり。
生の英語聞くならFENが懐かしい。
別に在日外国人向けの放送じゃないんだから。
大分のテレビ放送で「プリ
ゼンティッド バイ 〇〇
バーンク」とやっていた。
すなおに「この番組は〇〇銀行の提供でお送りしました」でいいじゃない。
やたら英語を使う意味があるの?
もう、ガックリ!
巷に外国語はあふれてるし、おかしな日本語を話す日本人(?)がテレビやコンビニにいるし。
政治もおかしいけど、この国の言葉はどこへいっちゃうんだろうか。
中国なんかにバカにされる要因はこのへんなのかなと思ってしまう。
PR