漢字検定協会が主催する「お題」。
いつもは年末に披露されるが、2009年も下半期に突入した今、不景気のあおりを受けたおいさんの頭の中は、一つの文字がグルグルしている。
それは
「遣」そう、派遣の「
遣」
古くは遣唐使の「
遣」
「遣わす」ということは「おくる」「行かせる」「与える」などの意味がある。
つれづれなるままに考えてみれば、多くの労働者はみな遣わされているのだ。
「OOへ
遣って仕事とって来いよ」
「OOへ配達に
遣ってくれ」
「OOへ
遣って作業しろ」
みんなどこかへ遣わされて、お金をもらっているのだ。
労働者を遣わす社長だって、奥さんに遣わされているのだ。
現代では「遣業使」と呼ぶのがピッタリだ。
おいさんはといえば、派遣だっていうのに遣わされていない。
この不況の中では、まだ遣わされるだけありがたいということか
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