iPadでは本が読めるそうな。
つまり電子書籍だ。
本のページをめくる仕草もできる。
ページをめくって本を読むという、アナログな行為がデジタル化されるわけだ。
本屋がいらなくなるということは、CDがダウンロードできたようにレコード屋がいらなくなったことと同じだ。
レコード屋でCDを漁る楽しみもなくなってしまった。
ジャケットを楽しむこともなくなった。
ジャケットを開くとフィギアが立つ、ジェスロ・タルのスタンド・アップ本屋にいくと本のにおいがする。
インクの匂いなんだろうか。
見る、触れる、これら五感にふれることが次々と拒否されていく。
確かに人によっては、この上なく便利なことだろう。
いろんなものの電子化は進むだろう。
バーチャルの観光地にでかけ、そこの名物バーチャル料理を食べれば渋滞にあうこともなく、移動の心配もない。
そんな時代になっても、おいさんはちゃんとレコードに針をおとして音楽を聴く生活をしたいなぁ。
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