骨折以来、毎日毎日不善をなしていた、おいさんだったが、生活資金も底をつき、霞も食えなくなり、意を決して、就活に発進したのであった。
行く先は、物流センター。仕分けの仕事なら、お茶の子サイサイよ!
面接担当者からいろいろと質問される
「何時から来れますか」・・・・・「はい、何時からでも」
「週に何日くらい希望ですか」・・・・・「いや、ヒマだから毎日でも」
「いやぁ、アルバイトの方は週20時間って決められてるんですよぉ。
労働基準法で」
「えっ」・・・・・
絶句「だから一日5時間、週4日になりますかねぇ」
ちょっと待てよ、時給720円で20時間なら、・・・週14400円、月に57600円しかならねぇじゃん。
これじゃあ仙人のくらしになっちまう。
「労働基準法だってぇ?」
労働時間は週40時間にしましょう、なんてのは聞いたことあるけど、おいさんは週6日、48時間仕事してきたぞ。
なんでアルバイトは20時間なんだ。
なんてことを決めやがんだ。
バイトだって生活の基準は変わるわけないだろう?
そんな低い生活基準を決められたらたまんないぜ。これじゃ、
生活基準法だぜ。
担当者に文句言ってもしょうがないし、彼にそんなことをいうのは、筋違い。スゴスゴと退散するしかない、おいさんだった。
「どーしょっかなぁ」
明日、「ごめんなさい!」を言おう。・・・・・・・・また、格納庫生活に逆戻りだ。
PR