4ウェイ・ストリート/CSN&Y美しいコーラスと、アコギとエレキ両方のサウンドを自然にミックスさせて、より洗練された感覚で
歌い上げるグループといえば
CSN&Yのほかにない。
クロスビー・スティルス&ナッシュ3人のデビュー・アルバムはとても新鮮な音楽性を持っていたが、
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングになりその音楽性は飽和点に達したといえる。
「4ウェイ・ストリート」は彼ら4人のライブ・アルバムだが、前半ではアコギによる美しいコーラスを聞かせ、
後半ではエレクトリック・ギターによるロックン・ロール大会だ
圧巻なのは
「サザン・マン」ニール・ヤングのギターがしつこく(?)迫り来る。
まぁニールの曲だからね
そこはかとなく、仙人的な雰囲気の
デビッド・クロスビーちょっと分裂症(?)気味の
スティブン・スティルスほのぼのとした、
グラハム・ナッシュ偏執狂(?)じみた
ニール・ヤングこんな4人の個性が集大成されたようなアルバムだ。
その後はニールが離れたような形になってしまった。
もう聞けないだろうなぁ。
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