ビー・ア・ブラザーデビュー・レコードかどうかはわからないが、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのアルバム
「ビー・ア・ブラザー」。
ジャケット裏の写真にはメンバー6人が並んで写っている。
このままいっても、平凡なバンドで終わるだろうと思われたとき、この女性がバンドの名を高めてくれた。
・・・彼女の名は、ジャニス・ジョプリン。
このレコードでは彼女はまだメンバーとしてのクレジットはない。
バッキング・ボーカルの一人としてフレンズの扱いににすぎない。
1967年のモンタレー・ポップ・フェスでのジャニスのボーカルが評判となり、
翌年発表された「チープ・スリル」で成功をおさめた。
チープ・スリルこの一枚だけでジャニスはバンドを去るが、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの名は
人々の記憶に残ってしまった。
ジャニスはその後、「コズミック・ブルースを歌う」「ジョプリン・イン・コンサート」を出して
「パール」制作中に急死する。
稀代まれなロック・ボーカリストとしてその名を遺した。
合掌
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