IT’S A BEAUTIFUL DAYアルバムに針をおとした瞬間(アナログ的な表現だなぁ)、カリフォルニアを流れる爽やかな風を感じるのは、ロックにはあまりなじみの無いバイオリンのせいだろうか。
リーダーの
デビッド・ラフレイム率いる、
イッツ・ア・ビューティフル・デイ。
クラシック畑からロックに転進したヴァイオリニストで、エキゾチックなエレクトリック・バイオリンをもちこんだ
サウンドがイッツ・ア・ビューティフル・デイの個性を造っている。
妻のリンダがキーボード、パティ・サントスがボーカルを担当と、
二人の女性の存在は
ジェファーソン・エアプレインのサウンドを思わせる。
彼らはその後4枚のアルバムを発表するが、このデビュー・アルバムを超えるものはない。
デビュー・アルバムで完全燃焼しちゃったのかな?
「ホワイト・バード」と「ア・ホット・サマー・デイ」の2曲は「フィルモア最後の日」でも演奏していたくらい彼らの代表曲だった。
余談だが「ボンベイ・コーリング」という曲は
Deep・Purpleの「Child in Time」にそっくり。
どっちがパクったんだろう?
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