めずらしく仕事が続き、やっと休みになったのでブログを再開しました。
ひさしぶりの仕事でした。
これほど不景気だと仕事の依頼なんてめったにありません。
半月ぶりに仕事にありつけた次第です。
毎朝5時に起きて大分の日田まで行ってきました。片道1時間の行程です。
仕事の内容はビルを解体したときに出るコンクリートのリサイクルです。
コンクリートの瓦礫が大型機械で粉砕されていきます。
大きな瓦礫は何度も粉砕され続けてだんだん小さくなります。
そうすると瓦礫にくっついていた鉄筋や木くず、プラスチック、布などのゴミが分離されるのです。
そこでおいさんの出番です。
ベルト・コンベアーに乗って流れてくるコンクリートの中から、鉄筋やプラなどのゴミを取り除いていくのです。
建築の資材として再利用できるものだけ残すのです。
各所でフルイにかけられ、大きさごとに分類されていきます。
再生砂、再生骨材にリサイクルされていきます。
これらが又、ビルや道路などになるのです。
どこかの首相が「コンクリートから人へ」なんて言ってます。
コンクリートが悪いように受け取れますが、コンクリートの強度は材木などとは比べようがありません。
ちゃんといいものを作れば何百年も持ちます。
ヨーロッパの建物なんて石だけど数百年以上するものばかりです。
ポリシーのないものをつくるから、強度不足になったり、無用のハコになったりするのです。
政治家も最近ではやたらキャッチフレーズを口にしますが、そう簡単に口にしてほしくはありません。
あなたたちの言葉は非常に重いのです。
とっぱくろとはわけがちがいます。
とくにこんなリサイクル事業でゴミを仕分けているのはおいさんのような低所得者層が多いのですよ鳩山さん。
汚い、きつい、危険、おなじみの3Kの仕事をする人たちです。
仕事を終わらせて会社へ帰り着いたのは7時すぎでした。
さあ、次の仕事はいつになるのでしょうか?
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