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JAZZとROCKが 三度のめしより好きな おっさんの戯れ言

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 TACT ANTHOLOGY OF JAZZ DRUMS


むかーし、むかし“タクト”という名前のレコード会社がありました。


とても小さなレコード会社でしたが、そうそうたるジャズ・ミュージシャンが集結していたのです。

帰国したばかりの渡辺貞夫、日野皓正、富樫雅彦、ジョージ大塚・・・などなど今では日本ジャズ界の大御所といわれるような方々ばかり。

そのタクト・レーベルも1年あまりで日本コロンビアに吸収(?)されてしまった。

そのころはレコード全盛の時代だったけど、もう残っていないだろう。

ましてCD化されたものは、どのくらいあったのだろうか。


そこでジャンクCDを漁ることに定評のある、おいさんがついに見つけました!


その名も「TACT ANTHOLOGY OF JAZZ DRUMS」

なんと1枚105円の棚にありました。


出演しているドラマーは、日野元彦、富樫雅彦、ジョージ大塚、猪俣猛。

彼らのアルバムからのオムニバス盤とおもわれる。


「ジンジャーブレッド・ボーイ」は日野元彦(ds)植松厚夫(ts)峰厚介(as)市川秀男(ep)池田芳夫(b)による14分52秒におよぶエネルギッシュな演奏だ。

「350TRIP」という曲ではケガをするまえの、富樫雅彦の演奏が聴ける。


うーん、やりました!

105円(5円は消費税)でゲットです。

値段つけの人には「TACT」なんて知らないんだろうな。
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東京の中央線沿線、西荻あたりに棲息していたミュージシャンでできたバンド。

「生活向上委員会」

      略して「生向委」


はい、大きな声でいってみよう、


「せ・い・こ・う・い!」


2枚のアルバムしか出していなかったけど、その強烈なステージと演奏はいまも記憶に残る。


 ダンス・ダンス・ダンス/生活向上委員会大管弦楽団



ソニー・ロリンズまっ青の「セント・トーマス」、能楽風と応援団風の「会歌二態」。

怪曲「変態七拍子」「シャッキン・ツウ・ミー」

クール・ファイブ風の「波路はるかに」など。


原曲のイメージをことごとくぶち壊し、おちょくり、フリージャズの楽しさをこれでもかとばかり浴びせまくる。


ちなみにメンバーは

    梅津和時 (as・ss・bamboo-fl・b-cl)

    片山広明 (ts・bs)

    篠田昌巳 (as・fl)

    森 順治 (as)

    安田伸二 (tp)

    吉田哲治 (tp)

    板谷 博 (tb)

    佐藤春樹 (tb)

    原田依幸 (p)

    沼上 励 (b)

    早川岳晴 (b・cello)

    亀山賢一 (ds)

    菊池 隆 (ds)


いまもフリ-ジャズで活躍している人ばかりだ。


一度、吉祥寺か西荻だったか覚えてないがライブを聴きに行ったことがあった。


パンを食べながら演奏し、しかも食い欠けを客にむかって投げつける。

客は客でそれを食っちまう。

「生向委」と書いた旗をふりまわしながら、客の耳元で狂音を浴びせかける。


「支離滅裂」「奇想天外」「抱腹絶倒」・・・これら4文字がライブのあとも頭の中をぐるぐるまわっていた。

これでいっぺんにフリージャズがすきになってしまった。


晩年のコルトレーンが素直に聴けるようになったのも生向委のおかげかな。
録音されてから50年近くも経つというのにいまだ輝きを放っているものの一つ。

ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」


1961年6月25日に録音されたライブを2枚に分けて発売したが、

第1集を「サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」、

そして第2集を「ワルツ・フォー・デビー」として発売された。


 Waltz for Debby/ Bill Evans Trio

     Bill Evans   (p)

     Scott Lafaro (b)

     Paul Motian  (ds)



10日後にスコット・ラファロが自動車事故で死んだため、彼をフィーチャーした曲を中心に第1集が組まれた。

よって第2集にあたる、このアルバムが絶頂期のビル・エバンス・トリオ全体を正確に捉えられているといえる。

それまでは控えめなリズム・セクションであった、ベースとドラムがピアノと対等にプレイする。

特にスコット・ラファロの高音域のベース・ノートがビルのピアノと対峙し、ポール・モチアンのスティック・ワークも確立されたものがある。


注意深く聴いていると、音の切れ間に客のざわめき、笑い声、グラスの音などが聞こえてくる。

暗く、退廃的な環境の中で育ってきたJAZZの宿命みたいなものが垣間見えてうれしくなってしまった。

 KYLYN LIVE

1979年日本のジャズ・シーンを牽引していた若きミュージシャンたちのライブ。

バンド名はKYLYN

     渡辺 香津美   (g)
     坂本 龍一    (key)
     矢野 顕子    (key,vo)
     小原 礼     (b)
     村上“ポンタ”秀一(ds)
     ペッカー     (per)
     向井 滋春    (tb)
     本多 俊之    (as,ss)
     清水 靖晃    (ts)

いろいろな概念を飛び越えたクロスオーバーな音楽と言うか、まっJAZZに変な概念は必要ないと、

おいさんは思うのだが。


これに触発されたわけではないが、このころよくライブやジャズ・フェスに出かけたものだった。



大学生のころ、コルトレーンにハマった時期があった。

この「セルフレスネス」のマイ・フェイヴァリット・シングスを聴いてからだった。





このレコードを皮切りに、コルトレーンのレコードを買い始めた。


まずはマイ・フェイヴァリット・シングスが収録されたものばかり。

初めて録音したというアトランティック盤から、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ、

ライブ・イン・ジャパン、そしてブートレッグ。

一番お気に入りのブートレッグは大阪の梅田で買ったやつだ。


それがきっかけで、「オレ」 「ジャイアントステップス」 「インプレッションズ」・・・・と聴きだした


集めたのは30枚くらいだったが、1日に1度は聴かないと落ち着かない中毒状態がしばらく続いた。


マイ・フェイヴァリット・シングスは好んで多く演奏されたから、録音されたものも多い。

いろんな演奏スタイルを聴くのも楽しい。

いまでもブートレッグを見つけると買ってしまう。


私の好きなコルトレーンだ


もう20年も前のお話。

香港がまだイギリスの統治下にあったころ、輸入の仕事で香港を訪問した。


中国との国境を侵犯しないように、飛行機が急旋回しながら啓徳空港へ着陸していた時代だ。

ビルの屋上の洗濯物を翼で引っ掛けそうなくらいの低空で着陸していく。


商品の視察でHung Homという街を訪れたとき、昼食をとろうと、とある料理屋へ入った。

そのとき熱い視線を感じたのだ。


そう、このジャケットのように。


刺すように、値踏みされているような鋭い視線。


 WE INSIST!/MAX ROACH


一目見て日本人とわかるのだろう。

食堂の客の視線が一点に集まる。


「おい、日本人だ」

「こんなところになんで日本人が来るんだ?」そんな会話をしているのだろうか。


気をとりなおして、昼食を注文するが、漢字ばかりのメニューにここが外国なんだと思い知らされる。

注文は漢字を並べた筆談だ。

「飯」は通じなかった。

「湯」はスープのことだった。

牛を炒めてウンぬんとあるので注文した。

焼肉のようだった。


味わうこともそこそこに店を出た。


MAX ROACHはこのジャケットに人種に対する偏見を訴えた


同じ色の肌をしていても、刺すような視線が飛んでくるのは忌まわしい歴史を引きずっているからだろうか。

まだJAZZを聴き始めて間もない高校生の頃、初めてマイルスを知ったのがこのアルバム。

  フォア・アンド・モア




気合の入った流れるような演奏に、「マイルス・デイビスって かっこいい!」

一高校生の正直な感想だ。


しかし、それにもましてシビれたのはトニー・ウィリアムスのドラムだった。

トニーのシンバル・ワークには圧倒された。

右手一本で刻み続けるライド・シンバルの音。

相当のスナップをきかせないとこんなに早く刻めない。


トニー・ウィリアムスがあこがれのJAZZドラマーになり、JAZZドラムへの道をあきらめた一枚だった。

もー、暑い、暑い。

30何度を超えてるとかいってるけど、暑くて新聞を読む気にもならないから、世の中どーなってるかわからない。

読んだからと言って涼しくなるわけじゃないからなぁ。


こんな日にはピアノを聴こうか。




キース・ジャレットのThe Melody At Night With You



自身を襲った、慢性疲労症候群の療養中に自宅で録音されたという。

キース独特のうなり声もなく、飾りもなく耽々と音は続く。


シンプルでいい。


ライナーには闘病生活の支えとなった妻へのメッセージが書いてある。

いいなぁ夫婦愛か・・・


外は暑い日ざしがさしていたけど、カーテンをゆらす風を心地よく感じたのは気のせいだったのだろうか。

なによりも自己に忠実で、情熱的なプレイで魅了するフィル・ウッズ。

ヨーロッパに新天地を求めた彼が、現地のミュージシャンと構成したヨーロピアン・リズム・マシーン。

今から40年も昔に録音されたとは思えないほどそのサウンドは今でも我々を魅了する。





  PHIL WOODS   (as)
  GORDON BECK  (p)
  HENRI TEXIER (b)
  DANIEL HUMAIR(ds)


ヨーロピアン・リズム・マシーンはひとりひとりがずば抜けた実力を持っているが、それらが溶け合ったときの魅力はすばらしい。

特にピアノのゴードン・ベックは言うまでもなく、このグループには欠かせない存在となっている。

さらに注目すべきは、全員がパーカッションやヴォイスを使ってより多彩な表現のため一丸となっている点だ。


それがフィル・ウッズの信念だろうか。


「ウッドロア」や「ウォームウッズ」も好きなアルバムだが、ヨーロピアン・リズム・マシーンでのウッズは

どことなくのびのびしていて気持ちがいい。

「火の鳥」の名に恥じないくらい、ジョン・マクラフリンの力作だと思う。

おもわず手塚治虫氏の超大作「火の鳥」を思い出してしまうくらい。

 火の鳥/マハヴィシュヌ・オーケストラ

マクラフリンのダブルネック・ギターも聞かせるが、ジェリー・グッドマンのバイオリンがいい。

ロックやジャズでは馴染みの少ないバイオリンだが、この2人の主役がみごとにインタープレイを展開している


7曲目のONE WORDから10曲目のRESOLUTIONまで(レコードではB面)

4つの楽章を構成するようで、ロック・シンフォニーと呼んでもいいだろう。


ライブの迫力を体験したくて、武道館まで聴きに行ったことがなつかしい。
!!!???

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